こんにちは。みなさん、あけましておめでとうございます。
旧年中は懇意にしていただきありがとうございました。
今日は、食べものと想念についてのちょっと変わったお話をします。スピリチュアル的な観点では、「食べものには作った人の思いがすべて入る」といわれています。
「面倒くさい」「疲れた」「いやだな」という思いでつくったもの、「楽しい」「うれしい」「喜んでもらいたい」という思いでつくったものでは同じ食材、同じレシピでも込められる波動が大きく異なるということです。
目に見えないので不確かなことですが、どちらの料理を食べたいかと聞かれたらきっと誰もが後者を選ぶでしょう。
ジプリ作品「千と千尋の神隠し」をご存知ですか。
両親を豚にされ、1人ぼっちになってふさぎ込む千尋に、ハクがおにぎりを差し出すシーンがあります。具も何もない、竹の皮に包まれたシンプルな塩むすびです。
現代っ子の千尋にとってはそそられなかったのか、それともそんな気力がなかったのか。
最初「いらない」といって拒絶しますが、ひとくち食べた後に涙がぽろり。ハクに背中をさすられ、わんわん泣きながら大きなおむすびを2つも3つも口いっぱい頬張ります。ハクのセリフには、次のようなものがありました。
「千尋の元気が出るように、まじないをこめて作ったんだ」
この”まじない”というのが料理にこめる思い、すなわち想念にあたると考えています。
工場で大量生産された商品はムラがなく均一です。安定したラインで味は数値化されます。某ハンバーガーショップのチキンナゲットなどは、バラバラに見えて実は何パターンかに形が決まっているそうです。
でも、わたしたちは機械ではありません。満腹になって、体が動きさえすればいいというわけではありません。
人の役に立ちたい、喜ばせたい、今をよりよく。誰もがそんな思いで日々を生きています。それには、「人の愛」が込められた料理が不可欠です。少数精鋭で、職人が丹精込めてつくった花かがみのお料理は、きっと明日を生きる原動力になります。
とくに小倉北区・小倉南区・門司区・八幡東区といった特定のエリアにお住まいの方は、出来立てをそのまま食べられる夕食弁当のサービスをしています。毎日お届けにあがるのでお一人暮らしの方の安否確認にもなります。コロナ対策、非接触も大事ですが、それ以上に顔の見える関係性を大切に、食を通して幸せをお届けできたらと思います。