こんにちは、配食サービスの花かがみです。
年度末ということもあり、普段以上に忙しく過ごされている方も多いのではないでしょうか。さて、突然ですがここでクイズです。みなさん、このマークを見たことがありますか?
種がにっこり笑ったこちらは、OK シードマークといいます。OK シードマークとは遺伝子操作された苗の収穫・出荷が進むなか、消費者が食品を選ぶうえで知る権利・選ぶ権利を守るために命名されました。
以前ご紹介した「ろすのん」よりさらに新しい、令和 3 年 7 月生まれのロゴマークです。まだできて3年未満、生まれたてほやほやですね^^
ゲノム編集とは『植物や動物の遺伝子の一部を切り貼りすることで、品種改良を行うこと』です。
ゲノム編集食品のメリットには、次のものがあります。
・品種改良にかかる時間やコストを大幅に削減できる
・食糧生産の向上や気候変動対策に貢献できる
一方で、デメリットは
・狙っていない部分の遺伝子を切ってしまいオフターゲット変異が起こることもある
・食品の安全性や情報の透明化が不十分なこと
政府は届出だけで栽培・流通を認めており、表示の義務もなく、2021 年 5 月にはゲノム編集されたトマトの種苗配布がすでに始まっています。
さらに、来年2025 年から秋田県は「あきたこまち」を重イオンビーム放射線によって遺伝子を改変した「コシヒカリ環 1 号」との交配種、「あきたこまち R」に全量転換する予定です。
このお米はカドミウムをほとんど吸収しないのですが、同時に必須ミネラルであるマンガンも 3 分の 1 未満に激減し、病気にもなりやすく、収量の減少も懸念されます。しかもこの話は秋田県のみならず、農水省は 2025 年までに 3 割の都道府県(14 県に相当)への導入を目標にかかげて、全国で進めようとしています。日本で作られている 300 品種のうち、すでに 200 品種以上の放射線育種後代交配種が準備されつつあるとのこと。
日本の食が知らず知らずのうちに変わりつつあるのです。
食材を選ぶときの、ひとつの目安にしていきたいですね。
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ECサイトによる全国発送の傍ら、地域に根ざしてみなさんの食を支える花かがみ。
エリア限定夕食弁当はスタッフが直接お届けにあがります。安否確認はもちろんですが、
「作り手の顔の見える関係性」を大切にしています。
おいしさと栄養、そして何より愛情💖をこめて作っています。
わたしたちの体は日々食べたものによってつくられ、動かされています。生きていくうえで欠かせないもの。
潜在意識や、「運のよさは思い込みで決まる」という言葉があるように食べもので性格が変わるという考え方もあります。であれば、その質もしっかり見極めていきたいですね。
普段のお食事の選択肢のひとつに、わたしたち花かがみを入れていただければ幸いです。